見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「一昨日、見かけたんだよ。掲示板の前で深い溜息を吐く琴音を」
「えっ」
「何度も見上げてはも同じことを繰り返していただろ。だから、人事について聞きたいことがあるんじゃないのかなと思っただけ」
「…でも」
この間、プライベートでは人事について話さない、と言ったのは彼の方だ。
だから、まさかここでその話になるとは思ってもいなかった。
それに、彼が自分を見かけていたのはいつだったのだろう。
私は忙しくて、彼の元へ行く時間すらも取れていなかったのに。
唖然としたまま彼の顔を見つめる。すると、苦笑するような表情に変わり、悔しそうな口調で囁かれた。
「琴音としては今回の人事は不本意だろうな。自分が推した人間が同じ部署にならなくて」
そりゃまあ分かるよ、と理解を示すような言葉を言う。けれど、表情は仏頂面で、掌はぎゅっと握りしめられていた。
「俺も自分なりには調べさせてもらったんだ。誰が福利厚生担当に適任か、誰をつけたら琴音の為にもなるのか」
「えっ」
「何度も見上げてはも同じことを繰り返していただろ。だから、人事について聞きたいことがあるんじゃないのかなと思っただけ」
「…でも」
この間、プライベートでは人事について話さない、と言ったのは彼の方だ。
だから、まさかここでその話になるとは思ってもいなかった。
それに、彼が自分を見かけていたのはいつだったのだろう。
私は忙しくて、彼の元へ行く時間すらも取れていなかったのに。
唖然としたまま彼の顔を見つめる。すると、苦笑するような表情に変わり、悔しそうな口調で囁かれた。
「琴音としては今回の人事は不本意だろうな。自分が推した人間が同じ部署にならなくて」
そりゃまあ分かるよ、と理解を示すような言葉を言う。けれど、表情は仏頂面で、掌はぎゅっと握りしめられていた。
「俺も自分なりには調べさせてもらったんだ。誰が福利厚生担当に適任か、誰をつけたら琴音の為にもなるのか」