君がいればそれだけで。
兄さんに頭を乾かされながら、ジーニアが訪れた内容を聞かされた。ベクウがまだいるのか確認しに来たらしい。恋い焦がれていたらしく、最後に会いに来たんだとか。

「ジーニアがベクウに片思いねぇ?」

「やっぱり気になるか?」

「うーん、ジーニアだからねぇ」

女たらしで傷だらけのジーニアがベクウに恋かぁ。まぁ、生きていれば恋愛対象が女から男に変わる事もあるんだろう。でも、治療で触れる事すら嫌うジーニアがベクウに恋ねぇ。
正直、納得がいかなかった。ジーニアは王女に恋をしていて、そばに置いてもらうために虐めを自作したような人だ。王女に心優しいと思ってもらえるように演じたのかな。
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