君がいればそれだけで。
「オルガモ村のキオラさんが昼前に森へ入ったまま帰ってこないの。村の男手が足りないのもあってまだ見つからなくて・・・」
「かしこまりました。兵を集め次第、直ぐに向かいましょう」
「ありがとう」
千里眼で見たのだろう。暇さえあれば千里眼を使って国の人々が危険な目に遭っていないか確かめているから昼寝しないと一日やっていけないんだ。目が行き届いていなければ何らかの手段で誰かが伝えに来るのだから放っておけば良いのに。
直ぐに行くという言葉を聞いて気が抜けたのだろう。礼を言い終わるかの所で寄り掛かられ、顔を確かめると眠っていた。本当、心配性なんだかお人好しなんだか。
「かしこまりました。兵を集め次第、直ぐに向かいましょう」
「ありがとう」
千里眼で見たのだろう。暇さえあれば千里眼を使って国の人々が危険な目に遭っていないか確かめているから昼寝しないと一日やっていけないんだ。目が行き届いていなければ何らかの手段で誰かが伝えに来るのだから放っておけば良いのに。
直ぐに行くという言葉を聞いて気が抜けたのだろう。礼を言い終わるかの所で寄り掛かられ、顔を確かめると眠っていた。本当、心配性なんだかお人好しなんだか。