幸、介護職はじめます
 「幸と言います。宜しくお願いします。」
幸は悩みに悩んだ末、老人ホーム桜に就職を決めた。
「リーダーの加藤です。宜しくお願いします。」
リーダーは、50代のキツそうな顔をした、仕事ができますって感じの女の人だった。
「今日から、幸さんの指導をしてくれる天野さんです。」
リーダーから紹介されたのは、またまた、キツそうな顔をした50代の女性だった。
「天野です。宜しくお願いします。」
ハキハキしている声で天野さんから挨拶された。
「宜しくお願いします。」
挨拶を交わすと、天野さんが
「はじめに、利用者様のお顔と特徴を捉えるために今日は一日、利用者様とお話ししてください。」
と言われ丸椅子を渡された。幸は、紹介カードを見ながら顔と名前を照らし合わせていく。とりあえず、手前にいる次郎さんと言うお爺さんとお話をしてみる。次郎さんは、戦争を話をしてくれた。
「大変でしたね。」
と言うと
「あんたさんは、戦争を知らないからね。」
と言われた。戦争を知らない世代の私と、戦争を経験した次郎さん。次郎さんのお話は、大変興味深かった。
「ありがとうございます。」
次郎さんにお礼を言うと、次郎さんは、戦争の話をしてくれた。あれ?さっき聞いたのにと思いながら、戦争の話を聞く。
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