大好きになりました。〜憧れと優しさ〜
「いや!それならここにいます!」

「くり!審判頼んだ!」

はっ?私?
1人ではやりたくないんだけど


「瑠璃ごめん。
少しだけ手伝ってもらってもいい?」



「いいよ!」


「わかったよ!私がやるよ。」


先輩めちゃくちゃ嫌そうな顔してる。
てかお前審判できんのかよみたいな顔。


「なんかかけます?」

ちょっと司くんまで
先輩相手には全まったくもー

「じゃあ俺らがかったら後で飲み物おごれ」

って健先輩乗るんかい!


「分かりました!
じゃあ俺らが勝ったら
こいつらも入れてもう一試合してください。」


えっ?司くん
もしかして?

(ニコッ)

ニコッじゃないよ。
先輩達とバスケなんか出来るんけないじゃん!

嬉しいけどさ
私めちゃくちゃ嫌われてるんだよ。
協力してくれてるみたいだけど

まぁでも相手先輩だもんね
勝つことないよね


「おい。お前ら勝手に決めるなよ。」

あー淳先輩嫌がってる。
そーだよね
私みたいな人嫌いなんだもんね。


「くり!はじめて!」

あーもう強引なんだから。

「試合開始!!」



はぁーまさか放課後なる前に先輩のバスケしてるとこが見られるなんて。
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