大好きになりました。〜憧れと優しさ〜

「はっ?言われなくてもあんたみたいなやつの顔そんな長い時間見てられるわけないでしょ。とりあえず大人しくてろよ!」


バシィバシィ。


イタイイタイ…。でも。耐えろ
ここで泣いたりなんかしたら調子乗られるぞ。


「今日はこんなもんにしといてやるよ。
これ以上されたくないなら淳に会いにこないことね!」


イタイけど先輩に会えないのはもっとやだ!


よし!今日はご飯食べてる時間ある。
イテテテテ…。こりゃなかなか歩けないかも。

そんなこといってられない!
瑠璃達に心配なんかかけられない!

いこ!


ふぅーついた。
「ただいま。」


「今日ははやかったね!」

瑠璃絶対私が毎回遅く帰ってくると思ってるよ!


「今日は先生の呼び出しじゃなくて先輩に会いに行っただけだからね。」

「そっかー。そっかー。
お昼は先輩とじゃなくてよかったの?」


「瑠璃〜。そう出来たら最高だけど。
瑠璃達のことも私は大事なんだよ?」

「奈津ちゃん〜。」

ギュッ。まった抱きつくだけでイタイ。

でも今離れられる状態じゃない。

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