神々の宴…
とうとう、サクヤの陣痛が始まった。
 サクヤは、タクシーで、ににぎと、くしなだのとこに行った。
 「サクヤ、病院じゃないのか?
病院、反対方向だぞ?!」
「いいんです!!
いったぁーーーいっっ!!
運転手さん、早くーーっっ!!」
 2人が、着いたのは、くしなだの家。
 タクシーが着くと、くしなだが、既に待っていた。
 「サクヤちゃん!!
待ってたわ!!
こっちに、早くっっ!!」
 サクヤは、「痛い、痛い。」言いながら、庭の小屋に行った。
 小屋に入る前、ににぎは、驚いた。
 「サクヤ、これは…?!!」
「い…、今から、…この中に入ります。
それから、小屋に…、ひ…、火をつけ…、出産します…。」
「えっ?!!」
「浮気を…、疑ったのは…、あなたでしょ…?
この子達が…、あなたの子…、じゃないなら…、無事に…、生まれないで…、しょう…。
…でも…、あなたの…、子なら…、無事に生まれます…。
そ…、それを…、証明します…!!」
「えっ?!!
そんな事しなくても…。」
「うるっさい!!
今から、火ぃつけて、産むから、そこで見てろっっ!!!」
「さ…、サクヤ…?
言葉使いが…。」
 サクヤは、小屋の中に入り、火をつけた。
 ににぎは、大慌てで、みずをかけようとしたけど、あまてらすと、くしなだに止められた。
 「サクヤちゃんはね、ににぎ君に疑われたまま、子ども達を産みたくないの!!
だから、こうやって、証明してるのっ!!
ににぎ君のせいなのよ?!
サクヤちゃんが、無事に産むように、祈ってなさい!!」
 サクヤは、陣痛に耐えながら、炎の中、見事、三つ子を産んだ。
 三つ子が産まれると、消防車が、消火作業に取り掛かった。
 そして、サクヤ達を救い出し、救急車に乗せた。
 くしなだは、事前にサクヤが持ってきていた、入院セットをににぎに渡した。
 「ボーッとしてないで、これ持って、早く、乗りなさい!!
病院に行くの!!
ほら、早くっっ!!」
 くしなだに、背中を押され、ににぎは、救急車に乗った。
 病院に着くと、今回のことについて、先生から大説教を受けた。
 三つ子は、無事に産まれ、何の障害も傷もなかった。
 ににぎは、今回のことで、サクヤを傷つけた事を、謝罪し、2人で、子育てと家事、仕事をする事を誓った。
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