星空は「好き」を繋ぐ明日への光
「だって俺も毎日ここにいるし、共犯」


先生は"私を見て"笑った。

その笑顔に吸い込まれそうになる。


「俺たちだけの秘密」


いつもはクールな先生が"秘密"という言葉を使うことが意外だった。


私はまた返事の代わりに頷いた。




私がいるからか……沈黙がふたたび流れる。

ふたりでいての沈黙は耐えがたい。


私がひとを拒絶してしまっているから……。

いくら先生だってこれだけは変わらない。



このまま立ち去ろうかな、と考えていた時。


「花園ってなんで誰とも話さないの?」


え……?私の動きが止まった。

初対面の人にこんなこと聞く?


しかも私が一番触れられたくないこと。
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