星空は「好き」を繋ぐ明日への光
放課後になって教室を出た。
もちろん屋上には行かない。
「先生〜どこで勉強するんですかぁ?」
「図書室」
ふたりの声が聞こえてきた。
聞きたくないのに一日に何回もあってしまう運の悪さ。
今度から昇降口に行く時は、しょくいんしつのまえは通らないようにしよう。
「あっ、花園さん〜〜またね〜!」
はっとなって顔を上げれば作り笑いをして私に手を振る桜花さんの姿。
ここで無視をしてしまえばあとで何か言われるのは目に見えているし、だからといって笑顔を返したくもない。
「またね」
聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいてふたりのとなりを通り過ぎた。
外に出ると生あたたかい風が私の頬を撫でた。
5月なのになんでこんなに暑いんだろう。
もう夕方だというのに日差しもかなり強くて大きくなった私がアスファルトに映っている。
いつもなら校門をくぐって帰るけれど、今日は違った。
校門の前で静かに涙を流している女性と目が合った。
もちろん屋上には行かない。
「先生〜どこで勉強するんですかぁ?」
「図書室」
ふたりの声が聞こえてきた。
聞きたくないのに一日に何回もあってしまう運の悪さ。
今度から昇降口に行く時は、しょくいんしつのまえは通らないようにしよう。
「あっ、花園さん〜〜またね〜!」
はっとなって顔を上げれば作り笑いをして私に手を振る桜花さんの姿。
ここで無視をしてしまえばあとで何か言われるのは目に見えているし、だからといって笑顔を返したくもない。
「またね」
聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいてふたりのとなりを通り過ぎた。
外に出ると生あたたかい風が私の頬を撫でた。
5月なのになんでこんなに暑いんだろう。
もう夕方だというのに日差しもかなり強くて大きくなった私がアスファルトに映っている。
いつもなら校門をくぐって帰るけれど、今日は違った。
校門の前で静かに涙を流している女性と目が合った。