世界No.1の総長と一輪の花 1.5
*
保健室まで来たが、保健の先生は不在。
「タオルくらいかりてもいいだろ」
棚の中にあった大きなタオルを出して、詩優は私に手渡してくれる。
「ジャージどこにある?」
「…ロッカーの中」
「取ってくるから、ここで体拭いて温まってて」
「…ありがと」
詩優は私の頭を撫でてから、保健室を出ていった。
保健室の中は暖房がついていて温かい。
冷えた体はここにいれば温まりそう……。