★【純愛DAYS〜光里と阿佐の約束〜】
いつ、バレちゃうのか?
いつ、別れが来ちゃうか?

そればかり考えて、
怖かったんだから。



そんな気持ちが薄れてしまった私は、
4カ月を過ぎた頃には心にひとつの決心を固めていた。




『ひかり。愛してる…。』

『阿佐くんっ。』



抱きしめられていたとき、
阿佐くんの口から漏れるひとこと…




『阿佐くん…。好き…』




誠実には内緒で、
阿佐くんというひとりの異性に溺れていくのを実感していく。




離れてしまった私の心、
誠実のことを忘れてしまったかのように阿佐くんとのことを幸せに感じてしまったなっ…。


私の心には阿佐くんがいると知り、
私自身が認めてしまった恋愛関係。




この時は幸せすぎて、
あと先のことなんて考えていなかった。








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