★【純愛DAYS〜最終話☆光里と誠実〜】
遠く離れた仲間たちがみんなして来てくれたけど…


私…私…こんな弱くなってしまった。



みんなの目から流れ出る涙も見えてしまい、
私も同じように泣いてしまう。



お母さんも…同じように泣いてしまっている。




『みんな…ごめんね』



その日から数日はみんなが来てくれたけど…
それぞれの事情があって帰る予定になってしまったよね。



みんなのおかげで少しだけ勇気が湧いてきて、
気力も出てきた。



そんな考えもあって、
頑張っている年明けには思いもしなかった事に泣くしかなかったよ…。



誠実が学校を休んでまでも看病してくれた事……。


そんな事までして欲しくない…
帰って良いよ…



そう思って言ったことだってあったと思う。



< 127 / 196 >

この作品をシェア

pagetop