★【純愛DAYS〜最終話☆光里と誠実〜】
チラッと辺りを見渡す光里をみて、
多少の憂いを感じる…




『あり得ない…日向くんだよね』



クラスのひとりの女の子が俺を指さす。





『あり得ない…。日向くんなの?』

『俺……ごめんな…』

『恥ずかしい〜…』




そう言って顔を真っ赤に紅潮させる光里。



興奮していた俺は…
ずっと忘れられずにいる。



『誠実…お前、やるなぁ。
どうだった?』

『最高やな。可愛いんだよね…十和田…』





2年生になると、
光里への気持ちが膨らんだのは確か。



しかし…

この頃には高嶺の花で、
周りの男子も光里を狙っている奴はたくさんいた。



入学早々に、
いっぱい話を聞いていた俺にとっては高嶺の花だ。





それが日常的になっていた教室、
いつしか他のクラスでも行われているとか…。



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