★【純愛DAYS〜最終話☆光里と誠実〜】
って…告白されたんだよね。


分かっていた…

聞いていたのに動揺しちゃう私自身がそこにいたのに。



悠樹くんを思いながら、
誠実の優しさに揺れていた時だった。




誠実…
逃げちゃうなんてひどすぎだよ…


追いかけていたけど、
振り解くのは誠実の方だったね。




文化祭の日、
気まずくなっている時に話すことにした…


謝りあっていた時、
誠実の唇は…私の唇に重なってしまった。



えっ…これは…


もしかして……初キス……⁇



あの時には誠実へと気持ちが定まってしまい…
目で追うのは決まって誠実だった。



だからか、
気まずさは増すばかり。


お互いに好きだった間柄になっているのに…

もっと話せなくなったんだよね。

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