君がいれば、楽園
「そっか、そうだった。別れたんだった……もう、AVもいらないね。ミナちゃんに返しておく。捨ててもいいって言われてたんだけど、人の物だし」
「えっ! ちょ、ちょっと、ミナじゃなく俺に返せよっ!」
「うん。でも、くれたのはミナちゃんだし」
「俺のものなんだから、俺に返すのが筋だろっ!」
「でも、ミナちゃんに悪いから」
「俺に悪いとは思わないわけ?」
「うん、思わない。ミナちゃん怒ってたよ。まだ巨乳が好きなのかって」
「………」
弟は「巨乳は、男のロマンなんだよ……」と呟いた。
「冬麻は興味ないって言ってた」
「冬麻さんは、胸じゃなくて……」
「それで、ほかに嫌なところは?」
なぜか慌てたようにオッサン紳士が遮った。
「うーん……」
すぐには思いつかないわたしに、弟がにっこり笑った。
「じゃあさ、今度は冬麻さんのいいところ……好きなところを言ってみれば?」
「えっ! ちょ、ちょっと、ミナじゃなく俺に返せよっ!」
「うん。でも、くれたのはミナちゃんだし」
「俺のものなんだから、俺に返すのが筋だろっ!」
「でも、ミナちゃんに悪いから」
「俺に悪いとは思わないわけ?」
「うん、思わない。ミナちゃん怒ってたよ。まだ巨乳が好きなのかって」
「………」
弟は「巨乳は、男のロマンなんだよ……」と呟いた。
「冬麻は興味ないって言ってた」
「冬麻さんは、胸じゃなくて……」
「それで、ほかに嫌なところは?」
なぜか慌てたようにオッサン紳士が遮った。
「うーん……」
すぐには思いつかないわたしに、弟がにっこり笑った。
「じゃあさ、今度は冬麻さんのいいところ……好きなところを言ってみれば?」