極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な愛し方

今目の前にいるオーラと色気がダダ漏れの芸能人、青山一佳君が私の心の安らぎの那月君だなんて……。



「お願いします、スマホは返しますから私の知ってるナツ君を返してください」



スマホを差し出して頭を下げたら彼はちょっとむっとした顔をした。



「ほら、こうなるから言えなかったんだって。そう言う自分だってだいぶ変わったって自覚あんの?」



「確かに加工しまくった写真しか送ってない……」



お芋女子を自覚してるくせに自意識過剰だったかも。素髪、すっぴん、いつもの眼鏡のまんまだったけどフィルターだけはめっちゃかけたの。見栄はって。



絶対突っ込まれる。
そう思ったのに、思わぬ言葉が返ってきた。



「恋とかしてたわけ?」 



「なにゆえそんなことを?」



「だってどんどん可愛くなってけば普通に男の存在ちらつくだろ」



「か、可愛い? 男?」



そんなこと生まれて初めて言われたし、彼氏なんて誰がどう見たっていないに決まってると思うんだけど。



やだな、顔がみるみる熱くなっていく。


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