極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛


「話して。何が怖い? ネットの奴ら、それともファン?」


「ううん、そんなんじゃない」



いちばん怖いのはナツ君の足を引っ張ってしまう自分。自分の存在が何より怖い。



だって底の見えないネットの渦の中にナツ君が飲み込まれて、みんなから叩かれて、いわれのない誹謗中傷を受けてしまう未来が見えてしまったんだ。



私がいなくなれば写真なんかを撮られる心配もないし、今の騒ぎは落ち着いて、きっとすぐ忘れ去られる。
これまで通り平穏にお仕事を続けられる。



納得なんか全然できないけど、自分のせいで大切な人が苦しむのだけは嫌。
だから。重い口を開いた。




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