極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛
「ねぇ、そろそろ俺に釘付けになってよ」
本音だって漏れるしお願いだってしたくなる。
「も、もうとっくになってるよ。だから私にも釘付けになって欲しくて新しい水着買いに行ったんだもん……」
「あー、もうなにそれ。すげー好き」
予想もしなかった模範解答が来て煽られまくり。心くすぐられまくり。
「私も好き。一緒の気持ちだよ」
たまんなくてぎゅっと抱きしめたら同じものが返ってくるし、ますます余裕なくなるじゃん。
「夏休みは紗知のしたいこと全部しよ」
「うん。嬉しい!」
でもやっぱ水着姿を見られるのは嫌だからホテルのプールを貸し切らないと。
夏祭りは地元で、同級生たちと行ってはぐれたふりしよう。
静かな海で花火もいいね。
初めてのお泊まりは堂々と美織ちゃんに許可もらうつもりだし、その時はNOって言わせないから。
「紗知のしたいこと全部教えてよ、共有カレンダーは予定だらけにしような」
そう言ったら嬉しそうにはにかんだ。
「そうだ。夏休みこっちで仕事しない? 映画の時のスタッフさんたち、今のドラマ班にも結構いるし」
「ほんと? 皆さんにまた会いたいな」
「じゃあもううちに住めば?」
「えっ、それはちょっと緊張するかも」
どうぞ好きなだけ焦らして。
もう何があっても俺らずっと甘々だから。
この夏、俺にベタ惚れしていいからね。
end


