極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛
「蘭ちゃんも可愛いって言ってくれたから」
「絶対似合うよ。着てるとこ早く見たい」
「それはちょっと気が早すぎるよ」
はぁ、何してもどんな表情もささいな仕草も全部可愛いすぎ。
だけど相変わらずこっちが欲しい言葉は言ってくれない。
鈍感すぎるし俺の気持ちに案外無頓着なとこあるからな。
だって俺が知りたいのは友達の意見なんかじゃない。毎回直接聞かなきゃ気づいてくれないからぐっと体を引き寄せた。
「で、そのきわどい水着は誰のために買ったんだっけ。返事次第でこの後俺が何するか変わるよ?」
ほら答え、間違えんなよ?
俺のためってちゃんと言えんの?
「それはもちろん私のためだよ。可愛いって思われたいから……って近すぎ、ない?」
「どこが? それにその答えは60点かな」
理想の答えとはちょっと違ったけど、恥じらう姿に負けて思わず笑ってしまった。
みつめあう時のキラキラした目に弱くって。