極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛
だけど麻凛ちゃんと会う約束を破ってしまったせいでまた電話がかかってきた。
『紗知ちゃん今どこ? 帰っていくの見えてたけど呼び止められなかったの、ごめんね』
「いいんです。もうお詫びとか気にしないでください」
早く電話を切りたかったけど、畳み掛けるように麻凛ちゃんは聞いてきた。
『撮影見てくれたの? 言っとくけどあれは仕事だからね。まぁ公私混同してるって言われたらそれまでなんだけど』
「……わかってます」
涙声を必死で隠した。
もうやだ。麻凛ちゃんと関わりたくない。