総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜
「由姫。おはよう、早いな」
「ちょっと買い物に」
「今からか?」
「はい。冷蔵庫がまだ空っぽ状態なので」
あはは……と、乾いた笑みをこぼす。
「そうか。俺も朝食を買いに行くから、一緒に行こう」
「はい!」
副会長のお誘いに、大きく頷く。
けれど、ひとつだけ気がかりが。
「あ……で、でも、私といないほうがいいかもしれないです……!」
「どうしてだ?」
「ちょっと、初日から悪目立ちしてしまったみたいで……」
昨日、この容姿を散々からかわれ、笑われていたことを思い出した。