あなたの優しさは私しか知らない
ふと、スマホに目をやると 時刻は10時を過ぎていた。

それでも焦ることなく、行き交う人達に目を向ける。


もう、周りは ネオンがで輝いている。


行き交う人達が、道を避けている。

その周りが静まるのが 分かった。



私は、不思議に思い 下に俯く。


______っカッ コツン

その足音だけが 私の耳に届いた。
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