秘書清水が見た、冷徹社長の初恋
翌日。
社長室に入って、目を疑った。彼の周りにお花畑が見えるのは気のせいじゃないだろう。そう思ってしまうぐらい、彼はご機嫌だった。
「昨日はどうでしたか?」
「うるさい」と返されるかとも思ったけど、そうはならなかった。それどころか、あの口数少ない春日が、饒舌に話し出した。
「お前の紹介してくれたカフェを、すごく気に入ってくれた。ケーキも美味しかった」
春日とケーキがあまりにも不釣り合いで、おもわず笑いそうになる。自分が勧めたとはいえ、本当に春日までケーキを食べるとは……
「仕事の方は、その場で副校長に許可を取ってくれて、協力してもらうことになった。早速、次の土曜日、彼女の学校へ行って、授業を見せてもらってくる。先日の見学のまとめを発表し合うそうだ。ちょうど公開授業だというから、なんら問題ない。
その後、絲を連れ出す許可ももらった。見学の相談をしてくる」
社長室に入って、目を疑った。彼の周りにお花畑が見えるのは気のせいじゃないだろう。そう思ってしまうぐらい、彼はご機嫌だった。
「昨日はどうでしたか?」
「うるさい」と返されるかとも思ったけど、そうはならなかった。それどころか、あの口数少ない春日が、饒舌に話し出した。
「お前の紹介してくれたカフェを、すごく気に入ってくれた。ケーキも美味しかった」
春日とケーキがあまりにも不釣り合いで、おもわず笑いそうになる。自分が勧めたとはいえ、本当に春日までケーキを食べるとは……
「仕事の方は、その場で副校長に許可を取ってくれて、協力してもらうことになった。早速、次の土曜日、彼女の学校へ行って、授業を見せてもらってくる。先日の見学のまとめを発表し合うそうだ。ちょうど公開授業だというから、なんら問題ない。
その後、絲を連れ出す許可ももらった。見学の相談をしてくる」