秘書清水が見た、冷徹社長の初恋
「社長。今夜は会食も何も予定がないので飲みに付き合っていただけませんか?」
こちらの意図を正確に汲み取った春日は、すぐに了承した。
そこで聞き出した内容にホッとした。多少強引なところはあるものの、春日の言葉を信じれば、町田さんは嫌がっていなさそうだ。もちろん、犯罪めいたものもない。
これはもしかすると……いけるかもしれない。
「社長。仕事にかこつけて、たまにメールや電話をしてあげてください。でも、すぐに口説こうとしないでくださいよ。ただでさえ、あなたの女性関係のよくない噂は知れ渡ってますから」
「……そうだな。俺は絲が欲しい。こんなふうに思った女は、絲が初めてだ。ライバルもいるようだし、慎重かつスピーディーにことを運びたい」
「ライバル?」
「ああ。見学の引率できていた、もう1人の川原という教員だ。あいつは間違いなく、絲に気がある」
「確かですか?」
「ああ。だから慎重にはいくが、一刻も早く絲を手に入れたい」
素直に胸の内を話す春日。この男でも嫉妬なんていう感情があったのかと、改めて驚かされた。いつも嫉妬される側だった男なのに……
こちらの意図を正確に汲み取った春日は、すぐに了承した。
そこで聞き出した内容にホッとした。多少強引なところはあるものの、春日の言葉を信じれば、町田さんは嫌がっていなさそうだ。もちろん、犯罪めいたものもない。
これはもしかすると……いけるかもしれない。
「社長。仕事にかこつけて、たまにメールや電話をしてあげてください。でも、すぐに口説こうとしないでくださいよ。ただでさえ、あなたの女性関係のよくない噂は知れ渡ってますから」
「……そうだな。俺は絲が欲しい。こんなふうに思った女は、絲が初めてだ。ライバルもいるようだし、慎重かつスピーディーにことを運びたい」
「ライバル?」
「ああ。見学の引率できていた、もう1人の川原という教員だ。あいつは間違いなく、絲に気がある」
「確かですか?」
「ああ。だから慎重にはいくが、一刻も早く絲を手に入れたい」
素直に胸の内を話す春日。この男でも嫉妬なんていう感情があったのかと、改めて驚かされた。いつも嫉妬される側だった男なのに……