あたしが髪を切ったわけ
のんびり歩くのを楽しみながら、海沿いの公園に出た。
海っぺりの手摺りに寄り掛かって、ぼーっと港の沖合を眺める。
潮風が髪を洗っていく。こりゃけえったら手入れがてぇへんだ。
いつのまにか、エッちゃんと池森先輩が消えていた。
もしかして気を利かしたつもりか?それとも、あの2人も2人っきりになりたかったのかな?
少し霞みのかかった空と空に蕩けるように漂う雲。
その下の蒼黒い海。
おおきな貨物船とそれに群がるタグボート数隻。
空と海の間に、白く巨大な高速道路の釣り橋が蜃気楼のようにゆらゆらと宙に浮いている。
ほんとに蜃気楼なのかもしれない。
ぼんやりした、そして眩しいまでの陽光が、春だぞと叫びながら、降り注いでくるみたい。
風がなければ、上着がいらないほど暖かいんだけどな。
なんか『北風と太陽』を地でいってるみたいでなんとなくおかしい。口元に思わず笑みがこぼれる。
海っぺりの手摺りに寄り掛かって、ぼーっと港の沖合を眺める。
潮風が髪を洗っていく。こりゃけえったら手入れがてぇへんだ。
いつのまにか、エッちゃんと池森先輩が消えていた。
もしかして気を利かしたつもりか?それとも、あの2人も2人っきりになりたかったのかな?
少し霞みのかかった空と空に蕩けるように漂う雲。
その下の蒼黒い海。
おおきな貨物船とそれに群がるタグボート数隻。
空と海の間に、白く巨大な高速道路の釣り橋が蜃気楼のようにゆらゆらと宙に浮いている。
ほんとに蜃気楼なのかもしれない。
ぼんやりした、そして眩しいまでの陽光が、春だぞと叫びながら、降り注いでくるみたい。
風がなければ、上着がいらないほど暖かいんだけどな。
なんか『北風と太陽』を地でいってるみたいでなんとなくおかしい。口元に思わず笑みがこぼれる。