あなたに恋をする〜happiness〜

夏祭り


サッカーの試合は無事に創ちゃんのチームが6ー2で勝ち、続く決勝で3ー0で見事に優勝した。
あっという間だった。
創ちゃんは嬉いそうに笑っていた。
一年なのに早くもレギュラーってすごいこと。
そのあと、羽山君と一緒に喜びあった。
嬉しいな。


「準備オッケー!どこもおかしくないよね?」

部活や勉強………いろいろしてたらあっという間に夏祭り。
羽山君との約束の日。
今日は人混みだからウィッグしなくてもいいかな?
でもバレちゃうかな?
羽山君に迷惑かけちゃうと困るからつけていこうかな。

「お母さん………行ってくるね!」

私は笑って言った。
それで元気よく出ていった。
羽山君との集合場所は5時半に駅の前に集合。
羽山君って意外としっかりしてるんだよね。
この前のサッカーの試合の時に思った。
時間前には来てる。
偉いよね。
私は今日………ちょっと早くつくかな?

「………あ!羽山君!!」

駅の前には羽山君がいた。
スマホを見ながら待っているようだった。

「お待たせ!やっぱり来るの早いね?」

「………別に楽しみすぎて一時間前から待ってるなんて言ってないから!」

「え、そんなに早くから!?」
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