あなたに恋をする〜happiness〜
毎日私にベッタリ。
本当に私を好きだったなんて思わなかった。

「レンレン！」

「ユンユン！サユリン！ハルハル！」

三人が待っていた。
そして私は車に乗り込んだ。
今日から………私は〝happiness〟としてまた活動するんだ。

「それにしてもレンレン変わってなくてよかったー！」

「だね。私たちが知ってるレンレンだよ」

「今日からまたよろしくね、レンレン」

本当に私は戻ってきたんだ。
おかしいな。
戻りたかったはずなのに。
なんだか胸が………痛い。

「レンレン！！新しい出会いをしたの！？」

「へ？」

突然、ユンユンが変なことを聞くから変な声が出てしまった………。
恥ずかしい。

「新しい出会いって………？」

「それはもちろん………恋だよ！！前よりもっと可愛くなってて最初見たときは一瞬わからなかったもん！」

「確かに、レンレンは前より明るくなりましたよね。心の底から笑っているような気がします」

「あのときは………貼り付けられた笑顔だったからね」

………皆、知ってたんだ。
あの笑顔が作られていたものだって。
やっぱり………わかる人にはわかるんだね。

「確かに好きな人はできたよ。だけど………」

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