口さけ女と陰陽師
出会い
※この章の話は、数日前に起きた事を書いたものです

陰陽師《おんみょうじ》。それは、妖怪や幽霊などを退治したり封印したりする為の対魔術をもった人達のことである。
古来より存在し今でもなお活躍しているそうだ

そんな陰陽師の家計に生まれた男それが

飯島 大輔《いいじま だいすけ》彼である。

?「おい飯島今日転校生来るらしいぞ!しかも美人って噂だ!」

この飯島に話しかけた男は新島 誠《にいじま まこと》。飯島の親友であり、優等生キャラだがたまにバカなのかと思う発言をしがち。

誠「おれ、告っちゃおかなぁ~♪」

そうこんな風に…。

飯島「お前なぁ…」

飯島は呆れ顔になった。その時だった。

飯島は嫌な気配を感じた。陰陽師の感というべきであろうか、この教室に魔が近づこうとしている。
そう感じ取った飯島は常備のお札を手に持ち戦闘体勢にはいった。

このクラスでは誠だけが飯島が陰陽師であることを知っているため、何かいるのかとすぐに察したのか、飯島が睨んでいる入り口に目をやった。

その時だった。

ガラッと教室の扉があいた。入ってきたのは先生ともう一人…

飯島はすぐにそいつが魔の分類に入るやつだとわかったが、攻撃はしなかった。何故ならそれは完全に見た目が人間だったからだ。

先生「今日から皆の仲間になることになったくち子君だ。仲良くするように。」

くち子と呼ばれた女の子(?)は噂通り、かなりの美人だった。マスクで顔の大半を隠しているのがもったいなく感じるほどに。

飯島「いったいどういうことだ…」

飯島はボソッと呟いた

それが二人の初対面だった。





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