恋を拗らせている。
11月26日。
休み時間、俊哉くんとの付き合ってたときのメッセージばっか見てる。それで充電すり減らして、過去に縋り付いてばっかり。
私、弱いかもしれない。



──────────
───……。





何、これ。
え…何これ。



弥那の日記、こんなの…だってこれじゃ。
好きだったのは瑞李じゃなくて、俺だった、みたいな。



…そんなことってあるか?
自分で、弥那手放して、勝手にやきもち焼いてもがいて、挙げ句これ?



こんなのただ、俺が1人相撲してただけじゃん…。



俺が勝手に勘違いして、弥那のこと捨てて…弥那に、辛い思いさせてしまった。



俺はてっきり、弥那は瑞李のことが好きなんだろうって思って…だから、俺は身をひいたのに…。






───違う。



弥那にフラれるのが怖かっただけだ。
弥那に捨てられるのが、拒絶されるのが、怖かっただけだ。



でもこれじゃ。
俺が背負いたくなかった恐怖を、弥那に背負わせて、俺は無傷で弥那はボロボロで。



あぁもう、俺バカすぎ。
弥那に辛い思いさせた。
クズすぎる。
クズすぎて、しんどい。



俺はカバンの中に黒いノートを押し入れてベットに倒れた。
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