*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
「ごめん、っていうか俺に聞けよ。
俺はそうやって片瀬さんに聞いてる姿を見るのがすげームカつく。

明莉は俺のものだから。

二人で楽しそうにしてて…」

あぁ、ごちゃごちゃ言うのはめんどくさい!

明莉の唇を勢いよく塞ぐ。

うん、俺は明莉が大好きなんだ。

「まだ…出掛けるまで時間あるよな?」

そのまま手を引き寝室に再び戻る。

触れあってお互いの体温を感じて愛を確かめあう。

俺たちはどうしようもなくお互い好きなんだと。

うっかりたくさんつけた独占欲の印に後で俺は明莉にしこたま怒られる。

「ドレス試着するのに見えちゃうよ
!もぉ!!蓮司のばかぁ!」

でもそんな明莉がものすごく可愛くて、思わずもっとはっきり見える首筋に唇を寄せて…

明莉は、式場までの車内で口を聞いてくれなかった。
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