最強族の女総長は通り名を棄てて闘う

ついに

しかし、やけに平和だ。
和真はまだ動かない。
いや、もう動いてるのか？

藍「あいつが動いたらどこを最初に襲撃する？倉庫か？それともこっちか」

ん〜、難問だ。
倉庫に行って人質をとってこっちに来るか。
それとも先代？2代目？

そんな事を考えてると電話が鳴った。

藍「あ？」
涼「ごめん」
藍「は？」
東「ぅわぁぁん」
藍「おい待てよッ。ちゃんと説明しろ！」

私は慌ててパソコンを倉庫のカメラに繋いだ。
見事に荒らされている。
どこを映しても誰も映らない。
この時間ならいつもは皆居るはずだ。
いや、もしかしたら帰りが今日はたまたま皆遅いだけかも知れない。