最強族の女総長は通り名を棄てて闘う

（洸side）
藍が昨日おかしくなった。
右目がいつもの藍じゃない。

藍「あ」
洸「ん？」
藍「やっぱり今から行って殺してくる〜」

いつもは言わない『殺す』の言葉を楽しそうに口に出す。
俺は泣きたくなるのを我慢して藍に笑いかけた。

洸「藍、ダメだ。アイツは捕まってる」
藍「ふ〜ん」

家に置いとくのは心配だから理事長室に連れて来たけどやっぱり変わらない。
気付くと藍が居なくなっていた。

洸「ぇﾞ...しまった」
皐「ったく、ほら！ちゃんと見とけ！」
藍「その鳥何？」
皐「あぁ、殺しちゃダメ」