皇子に嫁いだけど、皇子は女嫌いでした
友だちと呼べる人もいなかったし、女の子だけでお話しして、わいわいやりたい。



なので、第1回アリス主催の女子会の開催です。



メンバーは私、ヒナ、ローラ、ミア。



見つからないように後宮のお庭に置いたテーブルにお茶とお菓子。



「なんだこれ‼︎可愛いなぁ、アリスは‼︎」

「く、くすぐったいわ、ローラ…」

「どんな原理なんだ?レオにも飲ませようかな…」

「笑い事じゃないんだから‼︎いつになったら消えるのか…」

「いいじゃん。ミアとお揃い」



そう言われると嬉しいかも…。



そんなミアはとても緊張しているけれど。



「楽にしてちょうだい」

「私がこのような場所にいるのは場違いな気がするのですが…」

「どうして?同じ女じゃない。ここでの話は他言しちゃダメってことで、お話ししましょう‼︎」

「何を…」

「ミアとジェードさんのこと‼︎あと、ヒナとアレックス様のお話も聞きたいし、ローラの話も聞きたいの‼︎」



たくさん話した。



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