―――桜田門―――
「―――畜生・・・畜生・・・っ・・・」
やっと爆弾犯が捕まり、背後に誠は向き直ると、「―――ありがとう・・・妹よ・・・」と言う。連はいつの間にか、泣いていた―――。
「―――お・・・お兄さん・・・」
彼女はしゃがみ込むと、そこには、ずっと好きだった兄の泣く姿をみえていた―――。連は彼を庇う事もあるが、正直に彼は自供した―――。兄を死刑にする訳にはいかない―――。
彼はお兄さんと呼ばれると、彼は事情聴取に行く事になった―――。
彼を巻き込んだのは、二十代の―――そう―――連と同じくらいの女性だった―――。其の情報に誰もが愕然とした―――。まさか、連の友達じゃないだろうな―――連は「―――そんな・・・そんな筈、無かったわ。あ・・・」と何かに気づいた―――。まさか、あの人ではないだろうか―――。昨日、元気に自分に話しかけ、幸せそうに見つめて来た―――。一人の女性が気になる。
「―――まさか・・・兄貴は・・・外国人の女性と?」
その時、御じい様と父親は泣いていた―――。父親はかんかんになって怒っており、一発、ビンタを受けた―――。だけど、まだ引っかかる。麻友は悪い事をしない人だと思っているが―――。
『―――連・・・ここからが正念場―――お前に、鈴木愛実を救えるのか?』
前にも言っていたが、彼女はずっと兄の事を知らなかった―――彼は貰われっこであり、そろそろ家に戻してくれるように、頼みに行った―――。お兄様は鈴木性を名乗る事になった―――。
麻友が爆弾犯の筈がない―――。警察としてでなく、人としての感情が出てきてしまったーーー。鈴木愛実―――嘘よね?―――私の義姉さんよね?そんな事・・・しないで―――。
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