きらきら星に魅せられて
「6番真城星羅さん。曲目.....」
そのときちょうどいいタイミングでアナウンスが聞こえた。
「まずい、始まっちゃうわ!行くわよ!」
先生に強引に手を引かれ、ギリギリで会場に入ることが出来た。
微笑をたたえて会場にお辞儀をする星羅ちゃんは自信に溢れていた。
多分優勝する気しかなかったんだと思う。
そんな星羅ちゃんは小学3年生には見えないほど大人びていて.....かっこよかった。
誰もが真剣な眼差しで彼女を見つめる中、“子犬のワルツ”の最初のトリルが鳴る。
そして子犬が無邪気に転がり回り始める。
繊細な軽いタッチの中で迫力もある華やかな演奏。
私はどんどんその音楽に惹き付けられていった。
終わった途端に鳴り響く拍手を聞きながら、自分が息を止めていたことに気づき、息を吐き出す。
息をするのも忘れるくらいの素晴らしい演奏だった。
「さすが、と言ったところね。小3の演奏とは思えないわ.....」
先生の言葉に無言でコクコク頷く私。
本当に同い年とは思えなかった。
「11番が 野山惺よ。真城星羅と同じく要注意人物だからよく見ておいてね」
「はい」
そのときちょうどいいタイミングでアナウンスが聞こえた。
「まずい、始まっちゃうわ!行くわよ!」
先生に強引に手を引かれ、ギリギリで会場に入ることが出来た。
微笑をたたえて会場にお辞儀をする星羅ちゃんは自信に溢れていた。
多分優勝する気しかなかったんだと思う。
そんな星羅ちゃんは小学3年生には見えないほど大人びていて.....かっこよかった。
誰もが真剣な眼差しで彼女を見つめる中、“子犬のワルツ”の最初のトリルが鳴る。
そして子犬が無邪気に転がり回り始める。
繊細な軽いタッチの中で迫力もある華やかな演奏。
私はどんどんその音楽に惹き付けられていった。
終わった途端に鳴り響く拍手を聞きながら、自分が息を止めていたことに気づき、息を吐き出す。
息をするのも忘れるくらいの素晴らしい演奏だった。
「さすが、と言ったところね。小3の演奏とは思えないわ.....」
先生の言葉に無言でコクコク頷く私。
本当に同い年とは思えなかった。
「11番が 野山惺よ。真城星羅と同じく要注意人物だからよく見ておいてね」
「はい」