夏樹と空の恋物語


 夏樹がプロポーズして。

 空は心が随分軽くなった。


 
 そして…

 再び愛し合う2人。



 愛し合うキスの音が真実に響いている…。


「空…愛している…」


 愛を囁きながら、夏樹は空の体を愛撫してゆく…。


 感じている空…。


 首筋から鎖骨へ…夏樹の唇が這う…。


 
 ギュッと夏樹の背中にしがみつく空。

 そんな空を感じながら。


 2人はまた1つになる…。

「空、僕の名前呼んで」

「…夏樹さん…」

「ううん、呼び捨てで呼んで」

「…夏樹…」


 空の額に額をくっつけて、夏樹はそっと微笑んだ。


「空…とっても気持ちいね…。空の中、最高だよ…」


 グッとまた憶に入って来る夏樹を感じて、空は言葉にならないくらい感度を感じた。


 初めての時とは違う。

 遮るものがなくなった分、また深い愛を感じる…。


 心も体も満たされ。

 最高のエネルギーを感じた…。

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