Until the sun appears 〜 暗い世界で 〜
「駿斗?」
後ろから孝に名前を呼ばれた。
「…あ、ああ」
「涼介が麗奈ちゃんの情報ロックしてるのは
それなりの理由があるんだよ。俺たちの情報もロックしてもらってるし、なんか2人の間にあるかもしれないし…」
そこまで言って孝は言葉を止める。
琉貴と颯太がなにか異変に気づいたのだろう。
こっちを2人で見つめている。
俺は咳払いを1回し、琉貴と颯太に近ずく。
「…とりあえず琉貴と颯太。
さっきの女追いかけてこい。
見つけたら倉庫連行な。」
「「おっけー!」」
そう口を揃えながら、倉庫を飛び出して行った。
「じゃあ俺たちはとりあえず倉庫行こっか?
連れてこられるかわかんないけど、とりあえず待ってた方がいいんじゃない?」
孝の言葉に頷き、再び涼介に目線を向ける。
「…もうちょっとここにいるわ。
すぐ向かうから。」
目線はこっちに向いてないが、一応会話は聞こえていたようだ。
「そっか。じゃあ行こっか。」
「…おう」
少し遅れて返事をし、孝の後に続いて、屋上を後にした。