あなたの隣にいてもいいですか
一年後
私は27歳になった。
この一年、思い返すと、仕事ばかりの日々だった。転勤があり、グループ会社から本社にもどったのは、大雅君が旅立ってすぐの頃だった。そのせいもあり、夏休みが大雅君との都合が合わず、半年後、大雅君に会いに行く、という約束は果たせないまま一年を迎えてしまった。
一年たった今、今度はりえちゃんが会社を辞めて、1~2年間の予定で留学をすることにしたらしい。一年間の間、大雅君とりえちゃんが連絡を取っていたのかどうかはわからない。だけど、私は一年前と変わらず、大雅君のことが好きだ。
そんなことを考えていると、大雅君がゲートから出てきた。すぐに私と目が合い、少し精悍になった顔つきの大雅君が、ニコっと微笑むと一直線に私のところに向かってきた。
「ただいま、茉実ちゃん」
そう言って私のことをギューっと抱きしめた。
End
私は27歳になった。
この一年、思い返すと、仕事ばかりの日々だった。転勤があり、グループ会社から本社にもどったのは、大雅君が旅立ってすぐの頃だった。そのせいもあり、夏休みが大雅君との都合が合わず、半年後、大雅君に会いに行く、という約束は果たせないまま一年を迎えてしまった。
一年たった今、今度はりえちゃんが会社を辞めて、1~2年間の予定で留学をすることにしたらしい。一年間の間、大雅君とりえちゃんが連絡を取っていたのかどうかはわからない。だけど、私は一年前と変わらず、大雅君のことが好きだ。
そんなことを考えていると、大雅君がゲートから出てきた。すぐに私と目が合い、少し精悍になった顔つきの大雅君が、ニコっと微笑むと一直線に私のところに向かってきた。
「ただいま、茉実ちゃん」
そう言って私のことをギューっと抱きしめた。
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