真田くんはプレイボーイ
なんとなーく憂鬱な体育の時間が終わり、次の教室へ向かう
「もうほんとやめなよ圭花」
「ん?」
「あいつ、真田に恋するのやめなよ」
…
そんなの…やめれるんならやめたいけど
「無理だよさきちゃん」
「圭花」
「だってめっちゃ好きなんだもん」
「…でも報われないかもしれないよ?」
本当は…それも薄々わかってる
いつも元気にやってるけど
好きになんかなってもらえないんじゃないかな
特別な関係なんて無理なんじゃないかな
もしかして付き合ってすらないのかなって
「わかってるよ。でも自分に嘘はつきたくないから。この気持ちが消えるまでは私頑張るよ」
さきちゃんはそっかとだけ言って静かに隣を歩く
でも辛いのは本当だ
いつかは終止符を打たなきゃダメだってわかってる
でもまだ…今は
もうちょっと
このまま