真田くんはプレイボーイ



結局六限は戻ってこなかったな


ま、いいか!


女の子達に任せよう!


「さーきちゃん!帰ろ!」


「うん!」



「真田くん戻ってこなかったね」


「…うん」


「大丈夫かな」


「ねぇ何度も言うけどさやっぱり真田く…」



「聡志ー!」





「ねえ!やっぱり元気ない?」

「そんなことないってー」

「私たちで慰めてあげる!」

「ほんとー?」



真田ガールに囲まれた真田くん登場


もちろん私には気が付かず退場



ほほほ…なんだ心配したのに


「圭花」


多分相当馬鹿な顔で真田くん達を見送っていたらさきちゃんに肩を掴まれた


「な、なに?」


「あんなやつ…やめなよ。圭花が傷つくだけじゃん。せっかくの高校生なんだよ?もっと楽しめるはずなんだよ!
圭花ならきっとすぐに彼氏できるし、もっといろんなことに目向けてみたら?
真田なんか見てたらもったいないよ!」


…さきちゃん


「…ありがとうさきちゃん。」


それは自分でもわかってるけど…


でも


「きっと…後悔するから。今がんばらなきゃ後悔するから。大変だけど、辛いけど、私ね。真田くんを追いかけてる時の自分、嫌いじゃないんだよ!」




「ううーけいかぁ!」


ええ!どうしたの!?


「圭花かっこいいよぉ」


あ、ありがとぅ


「でも辛くなったら言ってよ?いつでも真田を埋めるからね?」


え、埋めるの?


マジで!?


「それに明日は圭花誕生日でしょ?」


え?


あ、そっか!


そうだ!


わすれてたぁ!


いぇーい!バースデーだー!


「だから素敵な1日にしてあげるからね!真田なんかに負けないからね私!」


さきちゃん!


我は良き友をもったのう


「ありがとう!さきちゃん!」


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