正しい恋を教えてください。
(明日か...)




ハルは、少し不器用かもしれないが、きっと応援してくれた。




その期待をしてくれたものを崩さないように。




一方、ハルは審査員の方と話していた。




「どうですか?今回の人は」




「結果は決まってる」




「どうゆうことですか!?」




「出来上がったものなんだよ。これは。巨大財閥の、小花望音さんにヒロインは確定している」




その言葉を聞いて、目上の方だとわかっていながら、その人の胸ぐらを掴んでしまった。




「俺は、絶対そんなのは嫌だ。わかってるだろ?もっと望音よりも、逸材な子がいただろ?!」
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