正しい恋を教えてください。
「私は、海斗のこと、ずっと前から好きじゃなかった。海斗も、同じだよ...」




「そんな...わけ...」




「私は、恋人じゃなくても、いいと思うんだ。わがままかもしれないけど...。海斗は、私を1度もちゃんと見た事あるかな?海斗が思ってるより、私は、優しくないよ...?」




放心状態だった海斗を置いて、古海は帰ってしまった。




あの空気には、耐えられなかった。
< 148 / 488 >

この作品をシェア

pagetop