正しい恋を教えてください。
古海は、小さく息を飲んだ。




「なに?」




「俺の事見る目変わった。」




(ああ、…まただ…。笑いかけられると、顔が熱くなる…)




「なんで家庭科室から1番遠い所からきてんの?」




「…えっと…運動。」




「うそつけ。」




「そうゆうあなたこそなにしてるの?」




「別に。」




聞いてきた割に聞き返すと、首を傾げるような返答をしてくる。




「俺の事避けてんだろ。」




「なんで?」




「いつも、友達と行くくせに今日1人だったぞ。」




「それは…」




「教えろよ。それとも、ここから逃げるか?」




なんと答えていいかもわからず、動揺してる気持ちも隠せず、目が泳ぎ顔が熱くなっていると、




キーンコーンカーンコーン




「ほら、本鈴!行かなきゃ!」




「おい。…」




ハルはムスっとした顔で戻って行った。
< 23 / 488 >

この作品をシェア

pagetop