正しい恋を教えてください。
そんなことも知らない古海は、極力ハルを避けるようにした。




ハルたちの3組は理科の移動教室。




古海たちの5組は家庭科の移動教室。




すれ違わないように。




と、思っても、ハルは、いる。




「紫水ハルだぁ!かっこいいよね」




「ねぇ?ハル誰が探してない?」




ハルが探してるのは、古海。




今日は全然見かけない。




「ねぇ君5組?」




ハルが話しかけたのは、來だった。




「え!?あ…はい」




「うっそあの子探してた感じ?!」




「5組の次の授業は?」




「か…か家庭科です」




「ありがとう」




來はハルが去った後、失神と貧血で倒れた。




避け続けた古海は、遠回りに家庭科室へ行こうとしてた矢先、ハルと出くわしてしまった。




「え!うそ…でしょ…」




「…」




ハルに見つめられて視線を逸らしてしまう。




自分でも不自然だということが分かっていても、目が合わせられない。




「美影」
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