正しい恋を教えてください。
來は日直のため、1人で帰ることになった古海は、腰を曲げて心の中は半泣き状態だった。




そんなとき、メールの着信音が鳴った。




『あと10秒で校門に来て』




ハルからのメールだった。




古海は、家方面に向かっていた体を180度変えて走って行った。




「紫水くん!」




「おう。約束」




そう言ってハルは古海と手を繋いで都会の方へと進んで行った。
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