正しい恋を教えてください。
教室に戻った古海の後に、息を切らした憂が入って来た。




「ハァ...。聞いたか...?」




「なにを?」




「ハルが...学校を辞めるらしいぞ」




古海は、頭よりもすぐに体が動いた。




だが、遅れて頭は動き、ハルは学校にもういないと思った。




その瞬間。




足は止まった。




すると、後ろから望音と憂、來も蓮も星莉や夏帆まで追いかけてきた。




足を止めた古海の肩は震えていた。




握りこぶしを力いっぱいに作っていた。




すると、憂が動いた。
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