幸せを手に入れるまでのお話

いざ!教室へ

「俺が入れって言ったら入ってきてくれ」
「了解です」
「分かりました」
てか、教室結構ざわざわしてるけど、
「おい!席につけ!」
聞いてないし
「おいっ!聞いてんのか!今すぐ自分の席につかないとお前ら全員ここから中ずりにするぞ!?」
えっ!めっちゃ脅迫、いやでも聞かんでしょ
シーン
えっ!静かになったし!
「今から新入生2人を紹介する、入ってきてくれ」
ガラガラ
「新入生だ、自己紹介をしてくれ」
「白崎 陽葵です!分からない事がたくさんありますが宜しくお願いします!」
「はぁ!?お前みたいな良い子ちゃんぶりっ子と仲良くするわけないでしょ!?」
ちっ!ごみ投げんなよ
「きゃっ」
「ごみはゴミ箱に捨ててください。幼稚園児でもわかりますよ。」
何ひびってんの、てか目元隠れとるから睨んでも分からないはず!おっ!ゴミ箱に私が投げたごみ入ったし!やったね!自己紹介しないと
「赤星 深月です。宜しくお願いします。」
「2人の席は1番後ろの窓側とその隣の席だ」
「ありがとうございます」
「わかりました」
「窓側でしょ?」
「えっ!良いの?」
本当に窓側好きだなぁ、
「うん。いいよ、席なんて何処も一緒でしょ?」
「ありがとう!」
いつもお礼言ってくれるから陽葵を優先したくなるんだよね、
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