金の乙女は笑わない


アイリスは湯浴みをエイミーに手伝ってもらい入ると、疲れきっていた体から力が抜けていく。

湯につかりながら、これから自分はどうなっていくのか?

目をつぶり思いを巡らせた。



*********

それからエイミーは毎日アイリスのお世話をしながら、観察を続けていた。陛下に報告をする必要もあったからなのだが、笑わない王女が気になって仕方がなかったのである。


アイリス様はあまりじゃべらない。

時々ため息をついたり、

「ありがとう」などの言葉を発しても

その他はほとんどしゃべらず表情も変わらない。

始めは緊張しているせいなのかと思ったが、そうではなさそうだ。

アイリス様は表情や感情を表に出すのが苦手なのかしら?


それなら、わたくしエイミーが


アイリス様がいつも笑っていられる様サポートして見せるわ!!

使命感に燃えるエイミーだった。



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