世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ
セットでついてきた紅茶が運ばれてきてから、口を開いたのは真理亜。
「京子と明日葉はまだ好きな人おらんの?」
その言葉で真理亜の隣に座る京子はピタリと動きを止める。
明日葉は
「あたしの好きな人はね~」
と言ってから何かを考えている。
え、え!?あ、明日葉、好きな人いるの!?
それは初耳なんだけど!?
紅茶に砂糖を入れていた手を止めて、思わずじっと明日葉を見つめた。
「誰や!?」
真理亜もじっと明日葉を見つめると、なんと明日葉は……
「迷っちゃうな~」
と言った。
ま、迷っちゃうな、ってことは…
そんなに迷うほどたくさん好きな人がいるの!?
余計気になる…
明日葉を見つめて、大人しく待っていたら
「やっぱ一番はあの人だなー!!」
と言って、自分のスマホを操作しだした。
まさか…!!
写真でも見せてくれるの!?