ワケあり男子
家の中も小綺麗で清潔感がある。



1階の和室に通されて、しばらく待つように言われた。



テーブルだけのシンプルな部屋。



この部屋もすっきりとしていて、居心地がいい。


初めて来たおうちなのにリラックス出来る。



律くんとここで会えるんだ…。



こんな急接近しちゃってもいいのかな。



なんだか信じられない。



ボーッとしていると、玄関から音が聞こえた。



「ただいま」



ドッキーン!!



律くんの声。



「兄貴、大事な用ってなんだよ…時間厳守とか面倒くせぇ…」



私がいる和室に足を踏み入れた律くんの動きが止まった。



「えっ?」



「こっ、こんにちは…」



なんて言えばいいのかわからず、とりあえず挨拶をする。



如月さん、私がいること…話してないんだ!?












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